自己保持回路

自己保持回路の概要

シーケンス回路におけるコイルは、コイルに至る接点部の条件が全て成立し続けないとON状態を保持することができません。
自己保持回路は、一度コイルに至る接点部の条件が成立しコイルがONしたら、その後はコイル自身の接点情報で自身のON状態を保持する回路となります。

但し、自己保持回路のみを作成すると、一度ONさせたコイルはその後OFF状態に戻すことができなくなってしまうため、一般的には別途コイルをOFF(自己保持状態を解除)する条件(接点情報)も合わせて回路に設定することが一般的です。

自己保持回路の構成

自己保持回路は以下の図のような構成となります。
一般的に、自己保持状態の解除のための接点情報を設ける場所によって、2通りの回路構成が想定されます。

①:自己保持回路のコイル自身の接点情報と並べて配置する場合
この配置の場合は自己保持状態の解除はできますが、「自己保持回路をONする条件部」の回路がOFF状態となっていなければ、コイル自体はOFFできません。

②:自己保持回路部の先に配置する場合
この配置の場合は自己保持状態の解除をしつつ、「自己保持回路をONする条件部」の回路がON状態であっても、コイル自体もOFFとすることができます。

類似する回路構成方法

類似するビット信号の保持回路においては、「SET」/「RST」コマンドを用いた回路があります。
「SET」/「RST」を用いた回路はシーケンス回路上の複数のポイントにおいて、信号のON状態の保持を指示することができるため、信号ON条件が複数条件あり、且つシーケンス回路内に条件が分散している様な場合は、こちらのコマンドを用いるほうが良いかと思われます。

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